ライトクレーンについて
ライトクレーンとは、弊社のKnightアルミレールやスチールレールのことを言います。
1970年代に作られて、日本に入ってきたのは1980年代です。
これらは今までのホイストクレーンと違い、モーターで駆動するのではなく、手動で軽く操作できるのが魅力で、主に自動車会社で広く採用されて日本のみならず、全世界で広まりました。
Knightでは1982年からレールの製造を始め、特にアルミレールを開発してこの種のレールの操作荷重を減らすことに成功しました。
シンテックは1996年よりKnight社の日本総代理店となり、アルミレールとスチールレールを販売しています。
大口ユーザーはやはり自動車メーカーです。ライトクレーンを販売する上で重要なことは、この自動車メーカーの推奨購入先リストに載ることです。
米国ではKnightは3大自動車メーカーのリストに入っています。
日本車メーカーでも当然入っています。
特にトヨタでは当社(Knight)のレールが指定されており、ボデーPlantでは一社指定になりました。
自動車産業ではどうしても1秒を争う作業の連続で、作業者が機器を使う際には乱暴に扱う傾向があります。そのため、ハンガーやエンドトラックに衝撃を与えることになり、スイベルジョイント部分が破損する事象が多発しています。
トヨタもこれを理解しており、レールメーカー各社にスイベルジョイントを使用しないハンガーとエンドトラックの開発を依頼しました。
Knight(シンテック)は開発に協力をしたため、トヨタのボデー生技部では当社の部品を一社指定にて使うルールができました。これにより、トヨタのみならず、ダイハツや日野などのトヨタグループでも優位に立つことができました。
トヨタグループ以外でも同様の問題は起きています。今や安全性は何よりも優先される事項であり、最大のセールスポイントでもあります。トヨタのルールを記した資料は日本語及び英語にて用意していますので、これを活用していただければと思います。
操作荷重(手動で動作する為の力)は他メーカーに比べて、特にアルミレールは勝っています。
また、価格面についても他メーカーに比べて安く設定しています。
よって、Knightレールシステムはどのレールに比べても負けない品質・安全性・価格競争力を備えています。
レールシステムはエンドユーザー、設備メーカー、商社など、全ての客先への販売が可能で、
これからも成長できる製品といえます。