アルミレールの選定について
客先から、「○m×○mの可動範囲」と指定されることもあるでしょうし、一からこちらで考える必要がある場合もあります。
最低限、可動範囲と耐荷重は確かめるようにしてください。
レールシステムの形態はほとんどが上記の3通りです。この他にもカーブレールを使用したり、テレスコープを使う場合もありますが、まずはこの3種類についての説明を行います。
・アルミレールの継ぎ目には、スプライスキットを使用して下さい。スプライスキットの許容荷重は1,670kgにて
計算をお願いいたします。
・アルミレールの定尺寸法は4m、5m、6mです。お客様の御希望により切断加工致します。
ただし、エンドキャップやハンガー取付用穴の加工はしていません。
・レールハンガーはレールの両端から300mm以内に取付して下さい。
・レールの取付精度はX、Y、Z共に±1mm以内です。これはトロリーとレールのクリアランスが1~2mm以内
だからです。精度が出ていないと、吊り荷が自然に動いたり、操作荷重が重くなります。
また、ローラーの摩耗が激しくなることがあります。